長福寿寺の門前に降臨した「金色に輝く吉ゾウくん」の像 |
金色に輝く吉ぞうくん登場!
以前にも金運アップのご利益があるとの噂で訪れた長南町の長福寿寺。
2018年11月に「金色に輝く吉ぞうくん」が降臨したとの噂が耳に届きました。
それならばと年始に、再び訪れてみました!
正面の門前で台座を含めると高さ約3メートルほどの金色の吉ゾウくんが、高らかに鼻を上げている像があるではないですか。
境内の本堂前にある巨大な石造りの吉ゾウくんは、多くの人の金運アップの願いを叶えてきたと思われますが、金色に輝く吉ゾウくんにも期待が膨らみます。
この金色に輝く吉ゾウくんのご利益を頂戴するには、台座に名前を刻むといいそうです。
正面、側面、後面から名前を刻む場所を選び、奉納金を納めるのだとか。しかも先着順です。金運がものすごくアップしそうな仕組みとなっております。
目指すは“仏教のディズニーランド”
長福寿寺の本堂 |
しばらくすると、住職と思われる人がマイクを手に境内アナウンスを始めました。
「見上げてみてください。(本堂の屋根に)菊のご紋が輝いています。天皇の勅願寺、天皇の命令によって建てられたお寺でなければおまつりすることが出来ません。つまり長福寿寺は、桓武天皇、桓武の帝の命令によって建立されましたので、菊のご紋をおまつりすることができるのです。中世においては308ものお寺を統率する大本山でございました」
おおっ、桓武天皇の時代からといえば約1200年もの歴史を持つ大古刹です。由緒あるんですね~。
続きを聞いてみましょう。
「ご本尊は中央のスロープを渡って正面の福寿阿弥陀如来様。別名、お元気阿弥陀様と呼ばれております。皆様方の根源の元気力と人間関係力を増大させてくださる有難い有難い阿弥陀如来です。その右側には、合格祈願・受験合格の大貳権現尊、左側には、女性の守り神で婦人病平癒・婦人病除けのおすくひ夫人様がおまつりされています」
あらゆる願いを叶えてくれそうですね。
ご縁柱に手を添えると仏様と繋がるそうです |
ちなみに、本堂前に立つご縁柱は、手で触れると仏様と手を繋ぐように心が繋がるそうで、この柱に手を添えて何やら念を送るような姿の人もいました。
続きです。
「また本堂前にそびえ立つ吉ゾウくんは、金運アップや宝くじ当選に絶大のご利益があります。左側の結愛(ゆめ)ちゃんは、縁結び・恋愛成就・夫婦円満・家族円満でございます。それぞれの仏様を心を込めてお参りをしてください。皆様方が心を込めてお参りをすれば、ご利益は必ず、必ずいただけます」
必ず、必ずだそうです。
そして最後に「明るく楽しく元気にする“仏教のディズニーランド”を目指しております」と!!
そして最後に「明るく楽しく元気にする“仏教のディズニーランド”を目指しております」と!!
おみくじを結ぶ所も金色が目立つ |
おみくじを結ぶ場所も、キンキラキンです。
みなさま、どうか良き年となりますように。
みなさま、どうか良き年となりますように。
以上、明るく楽しい長福寿寺からお届けしました。
長福寿寺のホームページによると、吉ゾウくんとは、今から430年ほど前の17代豪仙學頭(ごうせんがくとう)が人々の幸せを願い早朝より護摩修行をを積んでいたところ、火炎の中に現れたという一頭の象で「私は人々を幸せにするためにやってきた。私の足をさすれば必ず幸せになれる。そのことを多くの人々に伝えよ。また、そなた自身にも絶大なる力を授けよう」と告げたのだとか。幾多の戦乱などにより「吉ゾウ」の存在は忘れ去られてしまいましたが、多くの要望で復活したそうです。