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2019年1月6日

金のゾウ降臨! 目指すは“仏教のディズニーランド” 長南町・長福寿寺

長福寿寺の門前に降臨した「金色に輝く吉ゾウくん」の像


金色に輝く吉ぞうくん登場! 

以前にも金運アップのご利益があるとの噂で訪れた長南町の長福寿寺。

2018年11月に「金色に輝く吉ぞうくん」が降臨したとの噂が耳に届きました。

それならばと年始に、再び訪れてみました!

正面の門前で台座を含めると高さ約3メートルほどの金色の吉ゾウくんが、高らかに鼻を上げている像があるではないですか。

境内の本堂前にある巨大な石造りの吉ゾウくんは、多くの人の金運アップの願いを叶えてきたと思われますが、金色に輝く吉ゾウくんにも期待が膨らみます。

この金色に輝く吉ゾウくんのご利益を頂戴するには、台座に名前を刻むといいそうです。

正面、側面、後面から名前を刻む場所を選び、奉納金を納めるのだとか。しかも先着順です。金運がものすごくアップしそうな仕組みとなっております。


目指すは“仏教のディズニーランド”

長福寿寺の本堂

しばらくすると、住職と思われる人がマイクを手に境内アナウンスを始めました。

「見上げてみてください。(本堂の屋根に)菊のご紋が輝いています。天皇の勅願寺、天皇の命令によって建てられたお寺でなければおまつりすることが出来ません。つまり長福寿寺は、桓武天皇、桓武の帝の命令によって建立されましたので、菊のご紋をおまつりすることができるのです。中世においては308ものお寺を統率する大本山でございました」

おおっ、桓武天皇の時代からといえば約1200年もの歴史を持つ大古刹です。由緒あるんですね~。

続きを聞いてみましょう。

「ご本尊は中央のスロープを渡って正面の福寿阿弥陀如来様。別名、お元気阿弥陀様と呼ばれております。皆様方の根源の元気力と人間関係力を増大させてくださる有難い有難い阿弥陀如来です。その右側には、合格祈願・受験合格の大貳権現尊、左側には、女性の守り神で婦人病平癒・婦人病除けのおすくひ夫人様がおまつりされています」

あらゆる願いを叶えてくれそうですね。

ご縁柱に手を添えると仏様と繋がるそうです

ちなみに、本堂前に立つご縁柱は、手で触れると仏様と手を繋ぐように心が繋がるそうで、この柱に手を添えて何やら念を送るような姿の人もいました。

続きです。

「また本堂前にそびえ立つ吉ゾウくんは、金運アップや宝くじ当選に絶大のご利益があります。左側の結愛(ゆめ)ちゃんは、縁結び・恋愛成就・夫婦円満・家族円満でございます。それぞれの仏様を心を込めてお参りをしてください。皆様方が心を込めてお参りをすれば、ご利益は必ず、必ずいただけます」

必ず、必ずだそうです。

そして最後に「明るく楽しく元気にする“仏教のディズニーランド”を目指しております」と!!

おみくじを結ぶ所も金色が目立つ

おみくじを結ぶ場所も、キンキラキンです。

みなさま、どうか良き年となりますように。

以上、明るく楽しい長福寿寺からお届けしました。

長福寿寺のホームページによると、吉ゾウくんとは、今から430年ほど前の17代豪仙學頭(ごうせんがくとう)が人々の幸せを願い早朝より護摩修行をを積んでいたところ、火炎の中に現れたという一頭の象で「私は人々を幸せにするためにやってきた。私の足をさすれば必ず幸せになれる。そのことを多くの人々に伝えよ。また、そなた自身にも絶大なる力を授けよう」と告げたのだとか。幾多の戦乱などにより「吉ゾウ」の存在は忘れ去られてしまいましたが、多くの要望で復活したそうです。



2019年1月2日

8年ぶり御開帳の阿弥陀様&梵字ラテで大願成就?! 睦沢・弘行寺

弘行寺の寺宝「成就阿弥陀如来立像」

大願成就の阿弥陀様


千葉県睦沢町の弘行寺(ぐぎょうじ)で寺宝「成就阿弥陀如来立像」が8年ぶりに特別御開帳されていると聞き、早速行ってきました。

住職の片岡俊陽氏によると、成就阿弥陀如来立像とは胎内に金箔が施され、「成就」の文字のある江戸時代の元禄9年(1696年)に作られた非常に珍しい仏像です。

「成就」の文字があるだけあって、大願成就の阿弥陀様と呼ばれています。

胎内は開けて見ることは出来ませんが、金箔や文字の存在は調査の結果、判明したそうです。

江戸時代は庶民のために作られた荒い物が多い中、鎌倉時代の高い技術に匹敵する出来栄えなのだとか。

普段は町歴史民俗資料館に安置されていて、次の公開がいつになるかは未定ということで、興味ある人は成就祈願をしてみては。写真を撮ってSNS投稿もオッケーだそうです。

お寺カフェ「そわか」




表面の泡にシナモンで梵字を書いた「梵字ラテ」

もうひとつ、境内に気になるスポット発見。

お寺カフェ「そわか」です。そわかとは、仏教用語で事が成就するという意味。

メニューの中に、「梵字ラテ」というのがあります。

表面の泡にシナモンで梵字を書いたカフェラテで、梵字はメニュー裏に書かれた8つの中から選ぶことが出来ます。

メニュー裏に書かれた8つの梵字

今年は亥年なので「亥」を表す梵字を選んでみました。

ふわっとした泡の上にシナモンで書かれた梵字。時間が経つと広がってしまうそうで、写真は早めに撮ったほうが良さそうです。

お寺カフェ「そわか」の店内

店内にはソファ席やこたつ席もあり、室内で庭を眺めながらゆったりと過ごすことが出来ます。

弘行寺の入口には赤と白の目立つ看板があるので迷うことはないでしょう。また駐車場もあるので混雑時でなければマイカーで行くこともできます。

なお、成就阿弥陀如来立像の御開帳は3日まで。カフェの通常営業日時は日、月、火曜日の午前11時から午後5時です。ランチメニューに精進カレーがあるそうですが、元旦から3日までは飲み物と甘味のみです。

弘行寺ホームページ
https://gugyouji.jp/

2018年11月23日

大蛇が境内に?! ぬだおろち伝説とは 君津


ぬだのおろち伝説に登場する大蛇の骨が奉納されているという大日堂

君津市の怒田という地域に、恐ろしい大蛇の伝説があります。

君津市の公民館などで行われた催しの中では、この大蛇の伝説に関するレポートの展示や、絵本の作成をするなど、地域では伝承のための活動がなされているようです。

この地に伝わる伝説「ぬだおろち」を紹介します。

ぬだおろちの伝説とは

 

昔、久留里城から山をいくつか越えた谷に大きな深い沼があり、そこの主である大蛇が、たびたび村人を喰い殺し、通行人を悩ませていました。
ある時、偉いお坊さんが村にお寺(現在の金福寺)を建て、大蛇封じの祈願をしたところ、大蛇は全く姿を現さなくなりました。
しかし後に新しい代官がやって来て、沼を田んぼにして利益を上げようと、水を放流しました。
すると、水が減って住みにくくなった沼の底から大蛇が現れ、再び人々を襲うようになりました。
そこで村人たちは、煙硝を入れた芦草の人形の罠を造り、大蛇を退治しようと仕掛けました。
すると間も無く大蛇が現れ、人形を呑み込んでしまうと、程なくして煙硝が破裂し、体がバラバラになってしまいました。
この大蛇の骨は、大日堂に納めたそうです。
その後、沼地を開墾して田畑としたところ、泥が深かかったため「ぬかりだ」と呼ばれるようになり、地名が「ぬだ(怒田)」となったそうです。

どうでしたか? 怖いですね~。

怒田という地名も伝説に由来があるようです。

というわけで、このお話に出てくる君津市怒田の大日堂へ行ってみました。

お先真っ暗な階段

 

大日堂の境内へと続く階段

怒田は君津市の山並みと田園風景が広がる静かでのどかな里山です。

しかし陽が傾き始め、あたりが薄暗くなってくると、ちょっと怖いかも。

大日堂の境内への急な階段を上る途中、急に恐怖心が襲って来て足がガタガタ震え始めました。

階段を上がれば上がるほど、木々がうっそうとして視界が暗くなるのです。

 

 インパクト大! 大蛇が境内に?!  

 

大日堂の境内に置かれた大蛇の彫刻

階段を上りきると、古い赤いお堂が現れ、ふと左手に目をやると、なんと大蛇が!!

幅4~5メートルはあろうかという大蛇が体をくねらせた彫刻が置かれていました。

大きな口がぽっかりと開き、今にも喰われてしまいそう・・・。鋭い眼光がギロリとこちらを見ています。

これはインパクトが大きく驚きました。

隣の覚書には、「長さ 四.五米 胴回り 〇.八米 重さ 八十?(※) 樹種 さくら 怒田の大日如来の大蛇の縁起を源に造之 昭和五十一年三月 制作奉納者 七十四戈 当区 大久保源左ェ門」と書かれていました。

地元の人が昭和51年に奉納したそうです。桜の木の根で作られているのだとか。

あまりに怖いので、ひと通り確認を終え、すぐに戻ったのは言うまでもありません。

興味のある人は訪れてみては。

以上、ぬだおろち伝説についてお届けしました。

参考資料:絵本「くるりのみんわ ぬだおろち」
(※)九に干という一つの文字が書かれている。重さの単位のようだ。

2018年9月30日

里山の恵みいっぱいのカフェ アイガモ自然米も使用 市原

いちはら里山カフェのタコライス

地元の食材にこだわった市原市にある「いちはら里山カフェ」に29日、行ってきました。

ランチメニューは午後2時までで、すでに終了してしまっていたため、単品でタコライス(880円)、デザートに里山あんみつ(600円)、くるみとイチジクのケーキ(飲物付700円)を注文しました。

多くの食材に地元産のものを使用しており、メニューに使われる白米は、化学肥料や農薬を控えた「アイガモ自然米」が使われています。


ツヤツヤのアイガモ自然米

アイガモ自然米はアイガモを水田に放ち、虫や雑草を退治するアイガモ水稲同時作という農法で作られたお米だそうです。

アイガモの糞は肥料となり、泳ぐことにより水中に酸素も供給され、刺激を受けた稲は丈夫で力強く育つのだそうです。

千葉県が認証する農薬・化学肥料を通常栽培の2分の1以下に抑えた農産物「ちばエコ農産品」にも認定されています。

タコライスの白米は、ツヤツヤで適度な歯ごたえと甘みがあり、炊き具合バッチリでした。 

イチゴのジェラートとイチジクのケーキセット
また里山あんみつ、くるみとイチジクのケーキに添えられたジェラートにもこだわりが。

地元の牧野牧場でとれた搾りたての生乳と、ちばエコ農産品認定のブルーベリーやイチジクなどの果実を使用しているそうです。

ケーキにも同様のイチジクが使われています。

どこか懐かしく、里山の自然の恵みそのものの素朴なおいしさを味わうことができました。

里山あんみつ(梨がたっぷり!)

場所は小湊鉄道馬立駅から西へ車で約5分。緑豊かな風景に白い建物とのぼりが目印です。

木のぬくもりを感じる明るく落ち着いた店内は約20人ほどの客がゆったり過ごせる広さがあります。

アイガモ自然米を自宅でも味わいたい場合は、このカフェから車で南へ約4分の場所にある農産物直売所「里山ファーム」で購入することができます。

里山カフェと里山ファームの地図
里山ファームホームページ

初代「波の伊八」こと武志伊八郎信由による欄間の彫刻「波に鯉」

余談ですが、店内の奥の壁には房総の彫刻師、初代「波の伊八」こと武志伊八郎信由による欄間の彫刻「波に鯉」が飾られています。伊八ファンの方はぜひ♪

2018年5月4日

チバニアン寿司登場! メキシコ屋台料理&詰め放題お菓子も 3会場から紹介【アートいちはら2018春】

チバニアン寿司@アートハウスあそうばらの谷

農家レストラン「おもいでの家」で提供の彩りおすし(チバニアン)

市原市南部の里山や閉校を舞台にしたイベント「アートいちはら2018春~晴れたら市原 、行こう~」が3日から始まりました!

会場へ行ったら、作品を見るだけではなく、グルメも楽しみたいですよね。

会場は里山だけあって、商店が少ないです。予めチェックしておくといいですよ。

そこで、連携会場を含めた全13会場のうち3会場で用意されているグルメを紹介します。


おもいでの家のおしながき


まず紹介するのは、小湊鉄道の養老渓谷駅から約400メートル歩いた場所にある会場・アートハウスあそうばらの谷。

JA市原市女性組織による農家レストラン「おもいでの家」で地元の食材を使ったメニューが提供されています。

おしながきを見ると「彩りおすし(チバニアン)500円」とあります。

チバニアンなおすしってどんな?と気になって注文をしてみました。

出てきたのは、5色の層でできた、まるで地層のような押し寿司。

一番上には海苔がのっていて、その下の層から青のり、卵、椎茸、桜でんぶ、赤しそふりかけを混ぜたごはんが重なっています。

味は、卵のふんわり感はあるものの、赤しその風味が強いです。

目で楽しめるアイデアが嬉しい一品ですね。押し寿司でごはんが詰まっているので、見た目以上にボリュームがあります。

セットになっているので、味噌汁、大根の煮物、香の物、フルーツも付いていますよ。



メキシコ屋台料理@月出工舎

月出工舎のカフェ「TSUKIDEYA」のタコスプレートと、ドリンク・タマリンド(左上)

続いては、月出工舎のカフェ「TSUKIDEYA」。メキシコとの交流をテーマに展示をしているだけあって、カフェメニューもメキシカン!

月出や市原南部の食材を使用したメキシコの屋台料理やデザート、ドリンクなどのメニューを、地域住民と作家が一緒になって提供しています。月出工舎ディレクターの岩間さんも、エプロン姿で奮闘していました。

注文したのは、タコスプレート(900円)と、メキシコの豆を使ったドリンク、タマリンド(400円)です。


カフェ「TSUKIDEYA」のメニュー

タコスプレートは、トルティーヤでチーズをくるみ、サルサソースをのせたケサディーヤと、トルティーヤに鶏肉やサルサソースをのせたタコスがメイン。後者は少々ピリ辛です。

アボカドディップのワカモレ、トウモロコシのおつまみのエローテス、ライムのチキンスープ・ソパデリマが付いています。

メインとスープにはパクチーが効いていますので、好きな人はハマるかも。苦手な人は気をつけてみてください。

ドリンクのタマリンドは、ミルクティーのような色ですが、甘酸っぱい! アセロラドリンクのような酸味がありますよ。



たっぷりお菓子@内田未来楽校



内田未来楽校で販売されているお菓子

そして内田未来楽校。作品が展示されている会場ではお菓子が販売されています。

ラスクにメレンゲ、クッキー、ダクワーズ、マフィンなどがずらり。1個100円~150円とお手頃です。

この日はオープンしたばかりの時点で届いていませんでしたが、ドーナツ詰め放題200円もあるそうです。

お菓子をたっぷり調達して、ドライブするのも楽しそうです。地元野菜も販売されています。

いかがでしたか?

GW後半は里山でアートを楽しみながら、イベント期間限定の地元のグルメを味わってみてはいかがでしょうか。

【アートいちはら2018春】
開催期間:2018年5月3日から6日まで
開館時間:午前10時から午後5時
鑑賞パスポート:大人300円、中学生以下無料
総合案内:いちはらアート×ミックス実行委員会
     千葉県市原市牛久500(南総支所内)
     電話/0436−50−1160

【アートハウスあそうばらの谷】
千葉県市原市朝生原1083−1
農家レストラン「おもいでの家」
営業時間:午前11時から午後2時(オーダーストップ)

【月出工舎】
千葉県市原市月出1045(旧月出小学校)
カフェ「TSUKIDEYA」
営業時間:午前11時から午後5時(ラストオーダー午後4時半)

【内田未来楽校】
千葉県市原市宿174ー8
開館時間:午前10時から午後5時